PS5版「ファイナルファンタジー16」のメインストーリーとエンディングについて考察したことをまとめます。
※あくまでも個人の考察になりますので公式設定ではありません。
少年期の事件について
フェニックスゲートでの事件についての疑問は2つあります。
- フードの男はだれか?
-
ラストバトル前のイベントでアルテマが複数いることがわかりました。
同時に「各地のエーテルを集めていた」とも言っているので、フードの男はアルテマの分身のひとつなのだろうと想像できます。
- なぜクライヴはイフリートになったのか?
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これもアルテマの分身(フードの男)が「目覚めよ…」と呼びかけたため、イフリートとして覚醒・暴走したと推測できます。
どちらもラスボスまでになんの説明もないので、モヤモヤしたままメインストーリーを進めることになるのは否めません。
青年期について
- ガルーダのもとへ導いたフードの男はだれか?
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これはアルテマだそうです。
※アルティマニアに書かれているらしい
- フェニックスゲートに導いたフードの男
-
これもアルテマの分身でしょうね。
ジョシュアが同じフードを着ていた理由は謎です。
エンディングについて
エンディングについての解釈は複数あります。
主にラストバトルに向かったクライヴ、ジョシュアの生死ですが
- 全員死亡
- クライヴは生き延びジョシュアが死亡
- クライヴが死にジョシュアが生き返る
- 2人とも生きている
と4通りの解釈ができます(ディオンについては曖昧なため割愛)。
私はやっぱりハッピーエンドがいいので期待を込めて「④ 2人とも生きている」を推したいです。
根拠
まずクライヴの生存についてです。
サブクエスト「白銀の君」の花畑のシーンを英語版で見ると、ジルがこんなことを言います。
… and from there I saw a sea of petals all reaching for the Sun
and I realized
that no matter how terrible the night Dawn would always come that you would always come for me and you have again and again>日本語訳:
…そしてそこから太陽に向かって伸びる花びらの海が見えたの。
そして私は気づいたの。
どんなにひどい夜でも夜明けは必ず来るって。あなたはいつも私を迎えに来てくれるって、何度も何度でも…。
参考:Google翻訳
この後、エンディングの日の出のシーンを見るとジルが泣き止み、少し安堵したような表情を見せます。
ここでジルは太陽が昇りクライヴが迎えに来た(生きている)ことを悟ったと解釈できます。
またサブクエスト「老師の想いを胸に」では、いつかクライヴが剣ではなくペンを握れる日がくるように、と羽根ペンをもらいます。
このことからエンディングの最後で出てくる本はクライヴが書いたもの、と見ることができます。
著者名がジョシュアになっている点については「ジョシュアの名を残したかった」「クライヴは大罪人なので自身の名前を使えなかった」「ジョシュアと二人で書き、名前はジョシュアのを使った」などの解釈ができます。
次にジョシュアの生存ですが、
- アルテマの力を吸収したクライヴが手をかざし、ジョシュアの胸の傷(石化)が治っている
- ラスボス前イベントで「レイズ」を使うエーテルが貯まっていることが明らかになる
フェニックスの力では死者を復活させることができませんが、レイズで蘇生したという解釈ができなくもないです(手の光がフェニックスっぽいのは気になるけど)。
いずれにせよ、誰が死んで誰が生きているのかについては、はっきりとした描写がないため推測の域を出ません。
特にクライヴの生死については、日本語だけだとサブクエストやってもわからないというのがちょっと…。と思います。
FF16は日本語よりも英訳のほうが非常に出来が良くて、かなり言っていることが違うのはここだけじゃないです。
言語が違くても同じゲーム体験が得られるようにしてほしかった、と感じました。
アルティマニアにもエンディングの真相は書かれていないようですので、「エンディングは個人の解釈次第」という結論になります。
※もしかしたら今後の追加DLCで補完されるかもしれません。
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