こんにちは、にゃっちです!
今回は良質サウンドノベルゲーム『終のステラ(Stella of the End)』を遊んだので感想を書きたいと思います。
Steam:終のステラ
運び屋“ジュード”の元に、依頼が舞い込む。 それはシンギュラリティ機械群の影響を受けない、 少女型アンドロイド“フィリア” を輸送して欲しいというものだった。世間知ら…
『終のステラ』は、選択肢のないサウンドノベルで、最後まで読み進めるだけで全実績解除できます。
Steam定価は¥1,980ですが、セール時には¥1,300程度で購入できます。(とってもお得!)
目次
総合評価
終のステラ
メリット
- ストーリーが感動的で良い!
- 音楽や演出も雰囲気に合っていてGood
- バックログやチャプター選択など、ノベルゲームの基本機能も充実。設定変更もわかりやすい
デメリット
- 選択肢がないためマルチエンディングではない
『終のステラ』は、シンギュラリティを起こした機械たちに支配され、人類が滅亡の危機に瀕している世界が舞台です。
そんな世界で運び屋をしている「ジュード」は、特殊なアンドロイド「フィリア」を、ある場所まで届ける依頼を受けます。
輸送の過程で人間らしく成長していくフィリアと、そんなフィリアに入れこまないようドライに接するジュードが対照的に描かれています。
目的地に着いたとき、2人が選択した未来とは…。
最初は正直に言って「めんどくさい子」だったフィリアも、終盤では成長して自分で感情を処理できるようになりとっても愛おしくなります。
特に娘がいる親世代(お父さん、お母さん)には刺さるかもですね。
クライマックスのシーンは涙なしでは読めません。
私はゲームであまり泣かないんですけど、このゲームはさすがにうるっときました。
ひとつ残念だったのは、せっかく良いシナリオなんだから選択肢をいくつか入れて、ゲームらしくマルチエンディングにして欲しかったと思いました。
2人が選ばなかった選択の先の未来や、他の可能性も見たかったです。
まあ、1周で真エンディングまで見せてくれてると思えばいいんですけどね。
疲れた心に染み入るとても良いストーリーなので、皆さんもぜひ遊んでみてくださいね~!
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